Ming Light Controller
このドキュメントを読むと、Ming Light Controller がアバターに何を作り、何を作らないのかが分かり、次に読むドキュメントを選べます。
Ming Light Controller とは
Ming Light Controller(MLC)は、MingToon マテリアルを使うアバター向けに VRChat の Expressions メニューを生成する別売りの Unity アドオンです。MLC をインストールしても MingToon シェーダーパッケージが置き換わることはありません。
MingToon 本体はアバターに Expressions メニュー・パラメーター・FX レイヤーを作りません。着用者が VRChat 内でライティング・影・フォトルックの値を直接操作するには、その値を公開するメニューが別に必要であり、そのメニューを作るのが MLC です。
元のアバターには何もインストールされません
コンポーネントインスペクター最上部の案内文がそのまま説明しています。
このコンポーネントはこのアバター専用の設定だけを保持します。元の FX・メニュー・パラメーター・マテリアルは変更せず、実際の MLC 構成は Play Mode またはアップロード build clone にだけ作成します。
具体的には次のとおりです。
- 編集中のアバターに付くのは 設定コンポーネント 1 つだけです。
- メニュー・Expression Parameters・アニメーションクリップ・FX コントローラーは、NDMF が作る使い捨てのクローンでのみ生成されます。
- この経路は NDMF を通す Play Mode プレビューと VRChat アップロードビルドが共有します。
- 元のアバターとその VRC ディスクリプター、既存の FX・メニュー・パラメーターアセットは変更されません。
- 完成したクローンでは設定コンポーネント自体も取り除かれます。
- 生成フォルダーが残ることもありません。NDMF のアセット保存パスなしで呼ばれた場合は、フォルダーを作らずに診断メッセージを出して失敗します。
MLC の機能をすべてオフにしたままビルドすると、ランタイム構成を作ることも接続することもなく、ビルドはそのまま成功します。
使うために必要なもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| VRChat | VRChat Avatars SDK 3.x |
| ビルドパイプライン | NDMF 1.x |
| マテリアル | 対象アバターに MingToon マテリアル |
| 接続方式 | Modular Avatar・VRCFury・空の VRC アバターディスクリプター(Direct)のいずれか 1 つ |
VRCFury 連携は 1.1426.0 以降の公開 API を対象とします。Modular Avatar と VRCFury は任意であり、MLC がどちらかを代わりにインストールすることはありません。
インストール手順は インストール にあります。
既定メニューの概要
既定カタログをそのままにすると、ルートメニューは 7 枠です。
| 枠 | 名前 |
|---|---|
| 1 | リセット |
| 2 | 最終出力 |
| 3 | 色相 / 彩度カラーホイール |
| 4 | フォトルック |
| 5 | バーチャルライト |
| 6 | マスター調整 |
| 7 | パフォーマンス |
バーチャルライト フォルダーには、ライトのオン/オフ、方向、明るさ、キャラクター方向を追従、モード が入ります。パフォーマンス フォルダーには 影を投射・深度エフェクト・アウトライン・ノーマルマップ・PBR / 反射、パフォーマンス距離倍率、そして すべて無効・すべて有効 のコマンドが入ります。
既定の項目名は MLC の言語設定に従って表示されます。自分で変更した名前は、言語を切り替えてもそのまま残ります。
メニュー構成から外した機能は、コンパイル後のメニューからも、そのパラメーターコストからも一緒に外れます。
ドキュメント案内
初めてなら、インストール → 最初のメニューを作る の 2 つを追うだけでアップロードまで一通り終わります。残りは必要なときに引くドキュメントです。
| ドキュメント | 読むタイミング |
|---|---|
| インストール | プロジェクトに MLC を初めて入れるとき |
| 最初のメニューを作る | コンポーネントを付けてアップロードまで一度試すとき |
| コンポーネントインスペクター | インスペクターのカードと 2 つのウィンドウが何を編集するか見るとき |
| 開始プリセット | 5 つの開始値のどれを選ぶか決めるとき |
| メニュー構成 | フォルダー・項目の順序を変える、マテリアルグループを登録するとき |
| 機能と MingToon プロパティ | メニュー項目がどのマテリアル値を動かすか確認するとき |
| プロファイルとパラメーター予算 | 同期ビット・パラメーター項目が足りないとき |
| フォトルック | 撮影向けの 8 項目を使う、または外すとき |
| ビルドとアップロード | 接続方式とビルドクローンの動作を確認するとき |
| VRChat | アップロード直前にプラットフォーム上限を最終確認するとき |
| トラブルシューティング | 警告・エラーメッセージが出たとき |
| パッチノート | バージョンごとの変更点を見るとき |
| サードパーティ表記とライセンス | 依存パッケージの権利表記を確認するとき |